肥満外来のQ&A。治療の内容、料金、保険の有無、抗肥満薬についてなど、よくあるギモンを一挙解決!

Chie
こんにちは! 肥満外来経験者のChieです。

一般的な内科や外科と比べて、肥満外来を抱えている病院は全国的には多くありません。そのせいか、

  • 実際にどんな治療をするの?
  • 料金はいくらかかるの?
  • 抗肥満薬だけもらえないの?

などなど、肥満外来に対して疑問を抱えている人をよく見かけます。

今回は、肥満外来の「よくある疑問」に、肥満外来経験者の私がQ&A形式でお答えします

 

Q1. 実際にどんな治療をするの?

クリニックによりまちまちですが、大別すると2種類あります。

  • 食事指導や運動指導をベースに、肥満の原因となっている生活習慣を改善する
  • 胃の容量を減らして食欲を抑制する手術などで、肥満をダイレクトに治療する

ポピュラーなのは前者で、多くの肥満外来ではこちらの方法を採用しています。

私の通った「メディケアダイエット」というクリニックもそうだったので、ここではその経験談をお話しします。

 

まずは初回カウンセリング

まずは、初回のカウンセリングで、肥満の状態や現在の生活習慣などを共有します。同時に、クリニックの治療方針についても説明を受けます。

メディケアダイエットの場合、

  • 痩せる習慣を身につけて一生もののスキルにする
  • 肥満の原因は一人ひとり異なるため、個人に合わせたプログラムを作成する
  • リバウンドの原因となるストレスをかけないよう、食べたいものは我慢しない

といった内容を細かく教えてもらいました。

 

▼詳しいカウンセリングの体験記はこちら

メディケアダイエット体験記 -無料カウンセリング編- たった1時間で変わった「ダイエットへの固定観念」

2019.11.03

 

検査に基づいてダイエットプログラムを作成

通院を決めたら、次に体内の検査です。血液検査からCTまで、さまざまな検査によって肥満の原因を特定します。

それに基づき、医師や栄養士、心理士がダイエットの方針を決定

適切なカロリーや栄養素、生活の改善点などの指導を受けます。必要に応じて、足りない栄養素をカバーするサプリメントや、食欲抑制剤を服用することもあります。

 

患者側で指導を実践、PDCAを回す

以降は、患者側で指導を実践。毎日の食事を記録し、定期的に報告します。もちろん経過を見ながら治療方針を微修正し、より効果的な内容へとアップデートしていきます。

メディケアダイエットの場合、メールやチャットで心理士に相談することもできたため、辛いダイエットの停滞期にも支えてもらえたことは大きかったです。こうしてサイクルを回しながら、健康に減量していきます。

 

Q2. 通院期間はどれくらい?

無理なく肥満を治すため、2ヶ月以上にわたる通院が一般的だと思います。

私の通ったメディケアダイエットの場合、まずは3ヶ月のプログラムを実践し、無償で半年にも延長できるシステムでした。

 

Q3. 料金の相場はいくら?

こちらもクリニックによってまちまち。治療の方法やクリニックのシステム、肥満の度合いによって大きく変動します。

軽度の人なら2〜6万円程度で治療できるかもしれませんが、重度になると数十万円単位のプログラムを組むことも少なくありません。

 

そう言われると、「ボッタクリなクリニックもありそう……」と身構えてしまう方もいるかもしれません。

正直なところ、私の個人的な印象では、そういったクリニックもあると思います。できることなら、医師や栄養士、薬剤師、カウンセラーなど、各方面のプロをしっかりと揃えた「結果を信頼できるクリニック」を選びたいところです。

 

Q4. 保険は適用されるの?

BMI35以上の重度の「肥満症」の方、またはBMI30以上で重篤な病気の危険性がある方は、保険の適用内になります。

とはいえ、保険の適用は医師の裁量に任されている部分も多く、BMI35以上の人でない場合、適用されない場合も少なくないようです。

 

Q5. 重度の肥満じゃなくても、肥満外来に行っていいの?

もちろん問題ありません。

軽度の肥満はもちろんのこと、ダイエットに関するちょっとしたお悩みでも相談に伺うべきだと思います。特に病院ではなくクリニックなら、症状の軽い人向けのメニューを用意しているケースもあるようです。

ほかにも、生活や食事に関するアドバイスを受けたり、人によっては「実は肥満じゃなかった」と気づかされたりと、悩みを解決するヒントを得られることもあります。無料カウンセリングを実施しているクリニックも多いので、まずはご相談だけでも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

▼たとえば、私の通ったメディケアダイエットの無料カウンセリングなど……。

 

Q6. 肥満外来にかかるべき体重は、何キロから?

重要なのは体重ではなく、体脂肪率やBMIです

一概に何キロから、というボーダーはありません。日本人の場合、肥満に定義されるのはBMI25以上になるため、ここをひとつの基準にすると良いでしょう。

一方で、BMIでは測れない隠れ肥満の人もいるため、「なんだか最近太ったかも」と不安になっている人は、無料カウンセリングを行っているクリニックに相談してみるのも手です。

 

Q7. 食欲抑制剤など、薬だけ処方してもらうことはできる?

基本的に難しいと思います。

というのも、肥満の治療とはそもそも「肥満の原因となっている食事や生活週間を改善すること」だからです。

薬だけを処方したところで、患者は薬に頼りきりになってしまい、処方をやめた途端にリバウンドしてしまいます。これでは治療とは呼べないので、医師の判断として、単に薬だけを処方することはないでしょう。

 

▼抗肥満薬に関する詳しい記事はこちら

ダイエットのお薬「抗肥満薬」の疑問を丸ごと解決!薬だけ貰えないの?サノレックス(マジンドール)の効果とは?

2018.11.09

 

Q8. 感じの悪い医師もいるって本当?

ネットの口コミを見ていると、そのような方もいるようです。

名前は出せませんが、私自身、「本当にしっかりと治療してくれるのかな?」と不安になるような先生にお会いしたことはあります。当然ながら、そちらのクリニックに通院することはありませんでした。

 

とはいえ、一般の病院と同様、そういった方は少数派だったのも事実です。

最終的に通うことになったメディケアダイエットだけでなく、ほかのクリニックにも「素敵だな」と感じる先生はいらっしゃいました。

大切なのは、先生との相性だと思います。そして、その相性の測り方は、ひとえに「自分にとって納得のいく説明をしてくれるか」ではないでしょうか。だからこそ、なるべく多くのクリニックに相談し、自分に合った先生を探してみるのがおすすめです。

 

Q9. 自己流のダイエットとそんなに違うの?

あくまでも個人的な意見ですが、自己流ダイエットと比べると「効果」「安全性」「継続性」が段違いだと思います。

そもそも肥満の原因は千差万別。そのため肥満外来では、検査によって原因を突き止め、治療方針を決定します。原因から逆算してアプローチするため、自己流ダイエットとの効果の差は比べるまでもありません。

 

また、現代はインターネットの普及により、ダイエットに関する間違った情報も出回ってしまいました。なかには「糖質制限ダイエット」など、本来なら必要な栄養素まで制限してしまうものも多いです。体重だけは減るかもしれませんが、健康を犠牲にする方法で、およそ安全とは言えません

思うような効果を得られなかったり、体調を崩したりしては、当然ながら継続は困難。

肥満外来なら、無理のないプログラムによってダイエットのストレスを軽減できるほか、医師やスタッフとチームになって取り組むことで、ひとりでは挫折していた人も継続しやすくなります

 

▼自己流ダイエットの危険性についてはこちら

自己流ダイエットのデメリットと危険性とは?リバウンドや生活習慣病のリスクを高めるワケ

2018.10.18

 

Q10. 結局のところ、本当に痩せられるの?

医師の指導をしっかりと守れば、痩せる可能性は極めて高いです

とはいえ、一概には言い切れないのも確かだと思います。痩せにくい体質の方もいれば、治療法との相性もあるからです。

 

個人的に大切だと思うのは、なるべく多くのクリニックに相談することと、実績に優れたクリニックを選択すること。

私自身、メディケアダイエットを選んだ際には、「過去に5000人の治療に成功」「ダイエットの成功率93%」という実績を決め手にしています。もちろん、実績がすべてではないですが、大きな指標になるのも事実ではないでしょうか。

 

また、痩せられるかどうかは、結局のところ自分が「継続できるかどうか」にもかかっています。肥満外来の治療は、処方された薬を飲むなどの「受動的な治療」ではなく、先生の指導を患者自ら実践する「主体的な治療」だからです

そのため、なるべく無理のないプログラムを組んでくれる、継続しやすいクリニックを探すことも重要だと思います。

 

▼クリニック探しの参考に。

ABOUTこの記事をかいた人

かつてはBMI35以上の高度肥満症でしたが、肥満外来に通って3ヶ月で体重11%減の激痩せに成功。今は学生時代のように美容も楽しめるようになりました。そんな私の実体験を生かし、肥満外来に関する情報を発信します。