私の通っていた肥満外来「メディケアダイエット」での体験談を、ダイジェスト形式でお伝えするレポート第4回。前回は、治療も後半戦に突入し、15キロ痩せて気づいたことや周囲の反応などをお話ししました。
今回は体験記も最終回。ついに立ちはだかった「ダイエットの停滞期」をいかにして乗り越えたのか。その軌跡を書いていきます!
ついに訪れた停滞期
4ヶ月で15キロ減という、激痩せに成功しつつあった管理人。しかし、5ヶ月目にしてついにダイエットの停滞期へと突入します。
これまでは偏食を改善することで勢いよく痩せてきましたが、だんだん体重の落ち方がスローになってきたのです。あらかじめ「どこかのタイミングで絶対に訪れます」とは伝えられていたものの、これには正直、不安を覚えました。
停滞期は、いわば体の生体反応です。人間の体には、ホメオタシスという機能があります。
そして、ホメオタシスは体温だけでなく体重にも作用します。
確かに体重を落とせば落とすほど、それ以上痩せるのは難しくなると言いますよね。その理由まで深く考えていませんでしたが、体がセーブをかけているなら納得です。
ここでダイエットの手を緩めては、体は「やっぱり大丈夫じゃないんだ」と判断してしまいます。正しい食生活を継続して、「大丈夫だよ」と背中を押してあげるのが大切なんです。
Chieさんはこれまで、ダイエットに一生懸命取り組み、着実に体重を落としてきました。食生活は大幅に改善され、プライベートもいままで以上に豊かになっていると思います。自分に自信を持って、続けていけばOKですよ。
「止まっている」ではなく「維持できている」と考える
ですが、考えてみてください。Chieさんの体重は本当に「止まっている」のでしょうか?
Chieさんは過去のダイエットで同じような状況になったとき、リバウンドを繰り返して来たと思います。それが、リバウンドするでもなく、ここまで落とした体重を安定して維持できている。いや、厳密にはじわじわと減っている。
これってものすごい進歩じゃないでしょうか?
すぐには痩せなくても、1ヶ月後、半年後、1年後にしっかりと痩せられたらそれでダイエットは成功なんです。足元ばかり見ていては、大切なものを見失ってしまいます。
普段のダイエットも、停滞期の最中のダイエットも本質的には同じ。コツコツと積み上げていくレンガの一つに過ぎないんですね。
体重以外の目標を立てる
でも、ダイエットの最終的な目的は、すべての幸福のベースとなる「美と健康」ですよね。
場合によっては、いっそ先に服を買ったり、数ヶ月先の旅行のチケットを取ってしまっても構いません。
動かない数字ばかり見ていると、停滞期はどうしても辛いものになります。でも、未来にワクワクしながら取り組めば、目先の体重ではなく本質をしっかり見据えることができます。
このアドバイスが効果てきめん。私はさっそくファッション誌やインスタグラムなどをフル活用し、ぼんやりと憧れていたモデルさんやブランドの情報をかき集めました。
好きなものや綺麗なものをたくさん見て、「いつかはこんなスタイルに挑戦するぞ!」と英気を養ったのです。
さらに岡田先生は、メディケアダイエットで定期的に行われている卒業生との交流会も案内してくれました。実際に参加すると、卒業してから7年以上もずっと生活習慣を維持している先輩や、逆に遅れてきた停滞期に直面しながら頑張り中の先輩もいました。
停滞期を乗り越えた先輩からは「続けていけば絶対に抜け出せるから大丈夫!」と声をかけていただけて、大きな勇気になりました。ほかにもたくさんの刺激を得た私は、すでに停滞期を乗り越えたかのように高いモチベーションを取り戻すことができました。
6ヶ月で体重19%減。期間を終えて、ついに卒業!
こうして6ヶ月目、無事に停滞期を乗り越えた私は、体重の落ちるペースも徐々に元通りに。最終的に6ヶ月で21キロ、体重19%減という結果で卒業することができました。
本当にここには書き尽くせないくらいのダイエットの知識、考え方を伝授していただきました。どうして太っているのかさえわからなかった私が、何をしたら太り、何をしたら痩せるかを自ら判断できるようになりました。
とはいえ、卒業してからが本当の始まり。なんだか学園ドラマみたいですが、岡田先生は正真正銘の「先生」であり、私も「生徒」の気持ちで通っていました。
振り返れば、「孤独じゃないダイエット」というのは本当に大きかったです。肥満外来に通った最大のメリットを一つ挙げろと言われるなら、私は間違いなくこれを選びます。
ダイエットって、とにかく孤独な戦いで。友人や職場の同僚に細かく相談することもできないし、仕方なく一人で頑張ろうとしても「また失敗してしまった」「自分はダメだ」と負のスパイラルに陥ってしまいます。
自分を責める自分を、誰も止めてくれないんです。視野はどんどん狭まり、主観的な考え方に囚われていきます。もしかしたら自分が悪いのではなく、自分のダイエットのやり方が悪いだけかもしれないのに、気づけません。これがダイエットの本当に怖いところ。
ですが、肥満外来なら味方がいます。ダイエットを極めたプロがいます。メディケアダイエットの皆さんは、私の不安や悩みも嫌な顔一つせず、耳を傾けてくれました。そして、私のいま思えば無茶だらけなダイエットを、正しい方向へと導いてくれました。
これからは、そうして身につけた習慣と知識を駆使して、自分で自分の「美と健康」を守っていかないといけません。そこにはわずかな不安もありましたが、身につけたことへの自信はそれ以上にありました。だから大丈夫だと思えました。
温かくて信頼できるスタッフと一緒に、無理なく痩せられるメディケアダイエット。全4回にわたるダイジェスト形式の体験記でしたが、皆さんにその魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。
▼メディケアダイエットを検討するなら!
私が「メディケアダイエット」に通い、ダイエットに成功するまでの体験レポート。