メディケアダイエット体験記 -Part1- ついに通院スタート。痩せない理由は「偏食」にあった!?

Chie
こんにちは! 肥満外来経験者のChieです。

プロフィールなどにも書いている通り、私は都内の肥満外来「メディケアダイエット」に通い、ダイエットに成功しました。

通院する前の私は、BMI35以上の高度肥満症の状態。そこから3ヶ月で体重11%減、6ヶ月で体重19%減を実現できたのは、我ながら奇跡だと思います。

そんなメディケアダイエットでの体験記を、ダイジェスト形式で書いていきたいと思います。今回はその第1回。

 

▼通院するに至った経緯は、こちらの記事をご覧ください。

メディケアダイエット体験記 -無料カウンセリング編- たった1時間で変わった「ダイエットへの固定観念」

2018.12.07

 

カウンセリング開始!

さて、いよいよ通院のスタート。とはいえ、事前に聞いていた通り、最初の1〜2ヶ月ほどは食事の記録とカウンセリングに費やすらしく、気負いはなかったです。むしろ「どんな指導をしてくれるのかな?」というワクワク感のほうが強かったですね。

通院のペースは基本的には2週間に1回ですが、これもケースバイケースで対応してくれるそう。

 

通院初日、まずは手始めに血液検査。さらに体内の体脂肪量や筋肉量などを検査し、現在の体の状態を把握します。このときのBMI値は38で、体内状態も軒並み良い数値ではありませんでした。

次にMDファイルという、毎日の生活を記録するための紙を渡されます。治療期間中はこの紙に、以下の5つの要素を記録していくようです。

  • 今日の予定
  • 食事
  • 運動
  • 体重
  • 便通
Chie
運動や食事はわかりますが、今日の予定も書くんですね。
岡田先生
体重は予定の影響でも変わりますからね。たとえば、過去の患者さんだと、仕事にストレスを感じる月〜火曜日は太りやすいなんて傾向もありました。
Chie
曜日によって太りやすいなんてことが!?
岡田先生
あります。ほかにも、主婦の患者さんなら日〜月曜日に痩せやすく、週半ばの水〜木曜日に太りやすかったりしますね。

なので、ここに記録する5つの要素はどれも大切です。このデータをもとに、Chieさんの太りやすい日や痩せやすい日を探したり、3食のうちどれをメインの食事にするかを考えたりします。

Chie
オーダーメイドのダイエットプログラムを作るヒントになるんですね。
岡田先生
Chieさんにとっても大きな財産になると思いますよ。MDファイルは、自分を知るためのツールでもありますから。

自分のリズムや体質を知ることで、最終的には私たちのアドバイスなしでも体重をセルフコントロールできるようになる。

Chie
それは大切だ……。やっぱり食事や運動については、細かく数字に落とし込みますか?
岡田先生
私たちはガチガチにカロリー制限する方針じゃないので、できる範囲で大丈夫ですよ。足りない情報に関しては、こちらからお伺いさせていただきます。

一つお願いがあるとすれば、いつもより多く食べちゃった日があっても、正直に書いてください。そうしないと、私たちも正確な分析ができませんからね。

我慢できない日があるのは仕方のないこと。恥ずかしがったり見栄を張ったりする必要はないので、二人三脚でがんばっていきましょう。

Chie
わかりました!

 

続いて渡されたのが、栄養管理シート。

岡田先生
こちらは私たちの治療の軸となる「4群食事法」です。

栄養素を4群に分け、食品ごとに配点をつけています。Chieさんにはこちらを参考に、設定された点数をオーバーしないよう気をつけながら、バランスの良い食生活を心がけていただきます。

無料カウンセリングでもお伝えした通り、私たちの治療では無理はしません。食事の質を高めることで、太りにくい健康な体づくりを目指していきます。

 

続いて、いよいよカウンセリングのスタート

と言っても、カウンセリングのおよそ半分は、趣味や最近の出来事といった他愛もないお話。残りの半分で、現在の食生活、仕事のサイクル、過去のダイエット歴などを共有します。

初回のカウンセリングは、楽しくフランクに話していたらあっという間に終了。ダイエットの悩みも話せて有意義でしたが、「通院している!」という感覚はあまりなかったですね。「本番はここからなんだろうな〜」という印象でした。

そんなカウンセリングを2回ほど続け、3回目の通院でついに治療の方針が決定。実は何気ない会話からかなりの情報を引き出されていたらしく……。

 

明らかになった肥満の原因

岡田先生
Chieさんが肥満になっている最大の要因は偏食です。

食事量のコントロールももちろん必要ですが、まずは偏食の改善を第一に治療へと取り組んでいきましょう。

Chie
偏食ですか。
岡田先生
Chieさんの食事を見ていくと、3食すべて炭水化物、なんて日もありますよね。うどん→パスタ→うどんのような。肉や魚も極端に少ないです。

食事の量ばかりフォーカスされがちですが、偏食も同じくらい肥満の原因になるんですよ。量は一人前しか食べていなくても、100キロくらいまでは偏食だけで太ってしまったり

Chie
偏食だけで100キロも!?
岡田先生
はい。食事の量を制限している女性でも、偏食だけで70キロくらいまで太ったりしますよ。「肥満の人=大食漢」というイメージは間違いです。

そもそも1ヶ月や2ヶ月で、現在の体重になったわけじゃないですよね。長い年月をかけて地道に脂肪を増やしてきた結果だと思います。体重は、毎日のわずかなズレの産物なんです。

Chie
なるほど……。
岡田先生
炭水化物中心の食事は、いわば効率的に脂肪を貯蓄しているようなものです。

糖質ばかり摂取すると、血糖値が急上昇し、それを抑えるためにインシュリンというホルモンが分泌されます。このインシュリンは、糖質をエネルギーに変換してくれる一方で、余った糖質を脂肪に変換する作用も持っています。

その他の栄養素も不足しているので、糖質の吸収は早く、それを抑える別の作用も働きません。偏食によって、肥満への道は一気に開通しちゃうんです。

Chie
こうして効率よく脂肪がつき、気づいたら100キロになっていると。なんてことなの……。
岡田先生
気落ちすることありませんよ!偏食による肥満は、比較的脂肪を落としやすいですから。

それにChieさんの場合、こうした食生活になってしまう一番の理由は、お仕事ですよね?

Chie
そうですね。

 

実は当時、会社で部署異動があり、とにかく激務に追われていました。自炊する時間もなく、朝から晩までオフィスで過ごす日々。さらには、打ち合わせにカフェを使うケースも多く、女性と接することの多い職業柄からアフタヌーンティーも増えていました

食事はすっかり外食中心で、バタバタと「いつものうどん屋さん」や「いつものパスタ屋さん」に駆け込んでは、足早に食事を済ませる生活でした。

 

Chie
やはり外食中心の生活をなんとかしなきゃマズいですよね?
岡田先生
いえ、もちろん毎日自炊できたらベストですが、現実的にそれは難しいですよね。

現実味のないプランは継続を困難にしてしまいます。特にメディケアダイエットの卒業後、生涯にわたって継続することを考えると、これはもう至難の技。何度も言いますが、無理しちゃダメなんです。

Chieさんが身につけるべきは「外食術」です。

 

徹底した外食指導

Chie
外食術、ですか?
岡田先生
はい。よく「外食は太る」と言いますが、それはメニューの選び方が原因です。

外食のメニューはお肉や炭水化物、揚げ物などが大半で、野菜は少ない。ビジネス的にあまり需要がありませんからね。自ずと太りやすいメニューばかり選びがちになってしまいます。

ですが、外食でも“痩せるメニュー選び”は可能です。ここを学び、実践していきましょう。

Chie
メニュー選びでそんなに痩せるんですか?
岡田先生
もちろん。たとえば、Chieさんの食事の記録を見ると、うどんを食べている日が多いですね。しかも、具材も何もない普通のかけうどんを食べてます。

これを山菜うどんやわかめうどんといった、野菜や海草を摂取できるメニューに変えていきます。

Chie
ふむふむ。
岡田先生
野菜は言うまでもないですが、海草類もダイエットの心強い味方です。

低カロリーで消化しやすい水溶性の食物繊維なだけでなく、糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を防いだり、血中のコレステロールを減少させる作用も期待できます。

このようにいつも通っているお店でも、ダイエットに有効なメニューが存在するんですよ。

Chie
なるほど。
岡田先生
あ、「たったそれだけのことで痩せるの?」と思いましたね?(笑)
Chie
ギクッ!
岡田先生
先ほども言いましたが、偏食による肥満は、毎日の食事のズレを積み上げた産物です。「たったこれだけのこと」の繰り返しで、太っているんです。

逆に言えば、小さなズレをきちんと修正していけば、体はきちんと痩せていきます。だから安心してください。

短期間で一気に痩せるという考えは捨てましょう。ダイエットはいわば、肥満に至ったこれまでの道を引き返していく作業です。中長期的な目線を持って臨まなければなりません。

 

こうして始まった、徹底的な外食指導。

まずは和食やイタリアン、中華、さらには居酒屋からラーメン屋まで、お店のタイプごとに痩せるメニューの選び方を教わります。さすがプロだけあって、これが非常に詳しかった。

 

岡田先生
ラーメンを食べるときは、なるべく野菜がどっさり入ったタンメンや、発酵食品である味噌ラーメンなどを選びましょう。また、脂質たっぷりのスープを飲み干すのは控えたり、ラーメンの次の食事は量を減らしてバランスを取ることも大切です。
Chie
はい!
岡田先生
ピザを食べるなら、意外に低カロリーなマルゲリータを。生地も具材もヘルシーで、バターやラードなども使われていません。具材の少なさはサラダをつけることでカバーしましょう。
Chie
ふむふむ(マルゲリータってヘルシーなのか……)。
岡田先生
レストランだけでなく、コンビニでの食事の選び方も大切ですよ。おにぎり一つとっても、白米だけの塩むすびより、海草の一種である海苔つきのおにぎりがおすすめです。さらに赤飯なら、小豆で食物繊維やビタミンBも摂取できます。

あとは、パンよりはお米中心に選んだほうがいいですね。パンだと、お手軽な菓子パンで済ませようとしたり、カツやポテトサラダ入りのサンドイッチを選びがちなので。もしコンビニでパンを食べるなら、野菜やタマゴ入りのサンドイッチをチョイスしてください。

Chie
わかりました!

 

などなど。通院期間中は、ほかにも書き尽くせないほどの豆知識を伝授していただきました。

それだけではありません。なんと私の職場の社員食堂と、行きつけのお店を一つひとつ確認し、ネットに載っているメニューの一覧から「痩せるメニュー」を選別してくれたのです。

また、私の職場の近隣を調べて、ダイエットに適したメニューのあるお店を探してきてくれたことも。まさにオーダーメイドのダイエットプログラムの本領発揮。

 

岡田先生
普段行くお店ってだいたい決まってるじゃないですか。休憩の時間との兼ね合いもあるし、会社勤めのChieさんだとそんなに多くの選択肢は持てないと思います。

それに新規開拓って意外とエネルギーが必要で、外から覗けない地下や2階のお店だと特に入りづらいですよね。なので、Chieさんの活動範囲のなかから、こちらでおすすめの飲食店を探させていただきました。

参考にしてみてください!

Chie
これはめちゃくちゃ助かります……!!

 

こうして偏食の改善を軸に、治療を進めることが決定。その他、細かな栄養面のアドバイスや、シリーズ「メディケアダイエット論」で紹介したようなダイエットの考え方などをご指導いただき、通院の前半はあっという間に過ぎ去っていきました。

さて、次回はダイエット実践編。果たして本当に痩せていくのか? 乞うご期待です。